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ケルンからこんにちは

阿部千春です。ドイツから徒然草をお届けしています。

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クリスマスの恒例、シュトレン作り 

ここのところご無沙汰してしまっていたブログ。パンデミーは収まっていないものの、ようやく3年前のようなクリスマスになってきました。そろそろブログも再開します。



さて今年もシーズンとなりました。日本でも人気のドイツのお菓子シュトレン、毎年一回は自分で焼いています。

焼いても最低3週間は寝かせます。4〜6週間待つと、さらに味が馴染んで別格になります。

お菓子とか食べ物の話は、全人類共通のテーマ。FBにコメントを入れてくださった方々の中にも、自分で焼いてみたい、レシピが欲しいという方が数名いらしたので、ドイツ語と日本語併記のものを作ってみました。

日本語の方には、日本で手に入る材料と分量が入っています。



材料をまず揃えて計量を先にして仕舞えば、時間は少しかかるものの、難しくはありません。イーストの生地って、結構アバウトにやっても膨らんでくれるのがありがたい。ホームオフィスで家にいる時間が増えた方も多いか、発酵させている間は仕事、仕事が終わった頃に焼成、というのも可能かも。

一番のポイントは、レーズンやレモンピール、オレンジピールなどはしっかりラム酒につけておく、それだけです。これ、簡単なことなのですが、漬けておく時間が長ければ長いほど美味しくなります。

うちでは、大きめの瓶にレーズン、レモンピール、オレンジピールを詰めて、ひたひたになるくらいラム酒を注いだものが1年中冷蔵庫に待機しています。




この生地を瓶に入れて焼き(生地は瓶の半分から2/3くらいまで、それ以上入れると焼いているうちに膨らんだ分が瓶からはみ出て蓋ができなくなります)、熱いうちに溶かしバターを塗り粉砂糖とたっぷりと上からかけてすぐに蓋をしたのがこちら。この瓶詰めは室温でも2ヶ月は大丈夫です。熱いうちに蓋をしてしまうので、水分が閉じ込められてしっとりしたシュトレンが楽しめます。この写真は2017年のもの。




ジャムの瓶を使ったもの。

下は焼成中のシュトレン。












同僚たちのプレゼントとして、ドイツのクリスマスのクッキー、Zimtsterneと一緒にラッピングしたものがこちら。

ちゃっかり「来年もよろしく」と瓶を綺麗に洗って返してくれたのも数人いました。





今年はクッキー作りまで手がまわらないかもしれませんが…。お菓子作りは、頭を切り替えリフレッシュさせるにはいい手作業になります。みんなの笑顔が嬉しいのもあるかな。



ちなみにこちらにも似たレシピが日本語で出ています。

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