ケルンからこんにちは

阿部千春です。ドイツから徒然草をお届けしています。

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クリスマスのお菓子

降臨祭(クリスマスの4週間前から始まる)の時期になるとドイツのどの家庭でも作るのがクッキー。この時期ならではの香辛料が効いたレシピが各地に伝わっています。当時貴重だった砂糖やナッツ類、それにシナモンなどの東方からの香辛料を使って数週間保存のきくものを作ったのが、代々伝わってきたのでしょうね。

日本の女性誌にはこの時期おせちの特集が載りますが、こちらでは11月になるとクリスマスのご馳走、そしてこのクッキーのレシピが特集記事になります。

さて今年の我が家のクッキー。

今年は時間が取れないから無理かもよと言っておいたのですが、そりゃ仕方ないよねとか言いつつプレゼントでもらうと半端じゃなく嬉しいようです。市販のものもありますが、手作りというのがポイント。下手でもなんでも、手間をかけて作りましたという点が大切。

先日載せた瓶詰めシュトーレンをオケの事務関係の連中に配った後も、仕事の合間をぬって生地をこね、夜中にせっせと焼いて…という1週間を送りました。リハの休憩に、大きなお皿3つほどのクッキーの山を用意しておいたら、あっという間に完食。この和気藹々とした雰囲気が好きで差し入れしています。

おかげで時差ぼけなのかなんなのかわからないまま、ツアーに出ていますが…。

日本でも手に入りやすい材料を使ってのレシピをふたつほどここに載せます。

型もいらないし、生地は冷蔵庫で数日持つので、生地だけ作っておいて時間のあるときに食べたい分を焼くことも可能です。

Vanillekipferl ヴァニレキプフェル

材料

- ヘーゼルナッツ粉末 75g 

( 薄皮付きのものをフライパンで弱火で乾煎りして、いい匂いがしてきたら火から降ろし、フードプロセッサーで粉末にすると香りが良い。市販の粉末のものを使うときは、フライパンで弱火で少し茶色くなるくらいに乾煎りすると、味が違います。)

- 薄力粉 150g

- 粉砂糖 50g

- バター 125g ( 室温に戻しておく )

仕上げ用

- 砂糖 (茶こしで振るった粉砂糖でも)大さじ2ほど

- あればバニラシュガー

- もしくは無農薬レモンやオレンジの皮をすりおろしたもの

作り方

1. ヘーゼルナッツの粉末、薄力粉と粉砂糖を一緒に振るっておく。そこに小さく切ったバターを加え、手でこねる。

2. 生地がまとまったら ( この生地は、ビニール袋またはサランラップで密封した状態なら、冷蔵庫で2、3日持ちます。 ) 1〜2時間、時間があれば一晩、冷蔵庫で休ませる。直径2cmくらいの玉を作り、手で1cmくらいの太さの棒状に伸ばしそれをお月様のような形に曲げ、平たく形を整える。オーブンシートを天板に敷き、形を整えたクッキーを並べる。

3. 200度に予熱しておいたオーブンで10分ほど焼く。うっすらと縁が茶色になったら焼き上がりです。オーブンによって癖があるので、様子を見ながら焼いてください。

4. 仕上げ用の砂糖または振るった粉砂糖とバニラシュガー( 自家製のものをまとめて作っておくと他のお菓子にも使えて便利 )10〜15gほどを合わせておき、粗熱をとったクッキーがまだ熱いうちにまぶす。( ビニール袋にバニラシュガーと砂糖を入れ、口を閉じた状態でよく振って混ぜる。そこにクッキーを入れてまぶすと楽です。)

お好みでバニラシュガーの代わりにレモンやオレンジの皮のすりおろしを砂糖と一緒に合わせたものを使っても美味しいです。シナモンシュガーでも。

Schokoladen-Kipferl ショコラーデン-キプフェル

キプフェルのチェコレート版です。こちらには卵が入っています。

材料

- アーモンドパウダー 75g

( アーモンドの粉末。上記のヘーゼルナッツのように乾煎りしたアーモンドをフードプロセッサーで粉末にしても良い)

- 薄力粉 150g

- 片栗粉 30g

- 砂糖 75g (甜菜糖を使うと風味がいいです)

- ココア粉末 45g

- バター 170g (室温に戻しておく)

- 卵黄 2個分

- あればバニラシュガー 大さじ1、もしくはバニラエッセンス少々

- 無農薬オレンジの皮のすりおろし 半〜1個分

仕上げ用

- 砂糖 (茶こしで振るった粉砂糖でも)大さじ2ほど

- あればバニラシュガー、もしくは無農薬レモンやオレンジの皮をすりおろしたもの、シナモンでも美味しい。

作り方

1. アーモンドパウダー、薄力粉、片栗粉、砂糖、ココア粉末、お好みでバニラシュガー、オレンジの皮のすりおろしを一緒に振るっておく。そこに小さく切ったバター、卵黄2個を加え、手でこねる。

2. 生地がまとまったら ( ビニール袋またはサランラップで密封した状態で、冷蔵庫で2、3日持ちます。 ) 1〜2時間、できれば一晩冷蔵庫で休ませる。直径2cmくらいの玉を作り、手で1cmくらいの太さの棒状に伸ばしそれをお月様のような形に曲げ、平たく形を整える。オーブンシートを天板に敷き、形を整えたクッキーを並べる。手につきやすいので、手を水で少し濡らすと作業しやすい。

3. 180度に予熱しておいたオーブンで10分ほど焼く。

4. 仕上げ用の砂糖または振るった粉砂糖とバニラシュガー10〜15gほどを合わせておき,

粗熱をとったクッキーにまぶす。

バニラシュガーの代わりにオレンジの皮のすりおろしを砂糖と一緒に合わせたものや、シナモンシュガーを使っても美味しいです。

どちらのクッキーも、常温で3週間は保ちます。

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© 2017 Chiharu Abe

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