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ケルンからこんにちは

阿部千春です。ドイツから徒然草をお届けしています。

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秋晴れ


手縫いのブラウス

週末から素晴らしいお天気のケルンです。霜が降りるかもという寒さから一転、半袖でいいくらいの暖かさ。今年最後のチャンスとばかり、皆で真夏の格好に逆戻り。夏服の着収めかもしれません。

これは、9月に行った、ルーマニアの首都、ブカレストで手に入れたもの。手縫いの丁寧な仕立てに魅了されて買ったものの、ドイツはウールのコートを着込むくらいの冷え込みだったので、来年までとタンスの奥にしまったのです。でもせっかくのお天気ですから。

さて、週末となるとライン河沿いを散歩するのがケルンッ子の習慣ですが、この日曜日は真っ青の秋空、気温も25度近く、おチビさんからおじいちゃん、おばあちゃん、飼い犬までが勢ぞろいでのライン河岸散策。

なんとなく街に出てたどり着いたのは、再開発で超モダンな様相になった地区。ライン河に浮かぶ小さな島に新しい建築を並べ、初めはなんだか似合ってないわねえと思っていたのですが、今はすっかり定着して住人の散歩道にもなっています。

ケルン 南

古い建物と新建築

そういえばまだこの辺りは歩いたことがなかったっけ。

古い倉庫だったのを改造して、オフィスや洒落たギャラリーなんかが入っています。

ちょっと遊んで白黒にしてみたら:

これもケルン

中古のライカのデジカメ、買ってから適当に使っていたのですが、パートナー氏によるカメラの基礎 (の基礎 )講座をようやく聞きかじる気になり、でもやっぱり適当に撮ったのがこの日の写真。

(今年最後の)日向ぼっこ

ドイツで2番目に大きい大学があり(設立は1388年。ヨーロッパで4番目に古い大学だそう。昨年の統計では5万3千人の学生が登録しているらしい。らしい、というのは、登録しているだけという幽霊学生も沢山いるからですが。)、その他にも色々な大学、各種専門学校があって、若者が多い街です。こんな風景はだから当たり前、なのですが、なんだか微笑ましい…。という感想を言うようになった私が、年取ったのかな。

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