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ケルンからこんにちは

阿部千春です。ドイツから徒然草をお届けしています。

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食欲の秋


お鍋いっぱいのサケの頭。

ケルン・ミュールハイム村の伝統料理。

野菜と煮込む。

たくさんの野菜と一緒に煮込んで、お鍋いっぱいできました。

いやいやいやいや…。違います!

先日、日本レストランのコックさんが、いっぱいあるんですけど?と夜中近くにちらっと立ち寄って置いていってくれた、サケのアラです。

なんせ凄い量で、お寿司・お刺身用に身を取った後の残りらしく、脂が乗ったエラや腹の辺りにはまだお肉がいっぱい付いていて、小分けにして冷凍庫に。

頭は、北海道の気分での鍋になりました。

目の前のウィーン広場には週に3回市が立ちます。スーパーでの売れ残り野菜を激安で売っているトルコ人の店で、大量のルコラ、セロリ、ポロネギ(https://ja.wikipedia.org/wiki/リーキ)、コールラビ(https://ja.wikipedia.org/wiki/コールラビ)を仕入れたところで、この鍋になりました。

サケですが、一時汚染が酷く魚もほとんどいなくなったライン河、ここ数年再びサケが登ってくるようになったとか。この近くの支流の上の方で放流しているそうです。

この日のサケは、でも輸入品だったでしょうね。

お魚を考えると日本が恋しくなりますが、川魚(マス、イワナなど)やサケはドイツの内陸でとても美味しくいただけます。

こちらはその数日前に焼いた、かぼちゃのピュレ入りのパン。

仕事先で一緒になったヴィオラの同僚が、子供達と一緒に焼いたのよとシナモンの焼き菓子をくれたのですが、そういえばそんな季節よねえと、シナモン入りのパンが食べたくなったのでした。

レシピは次回に。

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